六月の開発局

「業界の人」じゃないよ

KINESISを修理した

KINESISが断線して、いい塩梅にケーブルをおいてやらないと、まじめに働かなくなった。

KINESISを知らない人のために説明すると、キーボードである。ものすごく高価で馬鹿馬鹿しい値段である。大統領選の開票速報とにらめっこしながら購入するようなものである。でかいので机の上で非常に邪魔で、まんなかに広いスペースがあるが、実はなんの意味もなくせいぜい好きなキャラのステッカーを貼り付けるぐらいにしか使えない。弦楽器のように中が広くて音が反響するため安っぽい音が響き渡り、おまけに静電容量無接点でもないからキータッチもまあそれなりなのだが、親指で使えるキーがとても多いのがいいところである。加えて本体にリマッパとマクロ機能が内蔵されていて、例えば、M-xなどを1キーに割り当てることができる。

それからおもしろいかたちをしているのでおしゃれだ。僕のは三年以上使っているのでばっちいが、ほんとうは白くてきれいである。

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さて、二台持っているKINESISの1台が断線してしまった。家用なので、事態は深刻である。このままだとコミケの原稿に差し支える。

だいぶ長いこと放置していたのである。

大方酷使しているキーボードから紐が出ているあたりが断線しているのだろうとはあたりをつけていたので、適用にちょん切って断線箇所を取っ払ってつなぎ直せばいいだろうと考えた。コンピュータから出ている紐をちょんぎるなんて、と思う人のために説明すると、USBというのは偉そうな名前がついているが、実態はコンピュータ同士が「赤上げて白下げた」みたいな2つの旗の上下をやりとりしているだけで、それはつまり電源のオンオフでしかないので、豆電球がついてるか消えてるかを見てるだけだから、切れてるところを適当によじれば動くようになるのだ。小学校三年生で習う領域だ。

さて、ちょん切ってみると、ずるずると赤と緑の糸が抜けた。なんと、内部の被覆まで本格的に断線していたのである。

どうせまた起きるのだから、紐を交換できるようにしようと思って、千石電商でUSBコネクタを買ってきてつけた。グルーガンでてきとうに。

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作業するときは適当なマルス券をしいて、万が一ハンダが落ちたときに回復不可能なことにならないようにするのがコツだ。あと、熱収縮チューブをつかって糸同士がぶつからないようにするといいかんじだと思う。

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ペダル用の線がなくなってしまったが、使っていないのでいらない。

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これを書けているのでおそらく直ったのだろう。よかったよかった。